今だからお話できること
んっ これ ?
カエル です。
ちなみに
縦ひざで あぐらかいてる。
横浜コミュ二ティの近くの
交差点にいます。
前はプラスティックの緑のケロヨンだった。
誰かに誘拐されて
突然いなくなった。
想像するに
だれかのお家 もしくは工場跡地とか
高校生のギャル部屋かなんかに
転がされているのかも知れない。
かわいそうな
ケロヨン。
このカエル交差点を渡ると
道路に面して
1階がオフィス・店舗があり
上は全賃貸マンションになってるビルがある。
その賃貸の1室を借りて
艶姉ぇーがお気にで 通っている
素敵な美容院があるの。
この間
髪を とても短く切りに行った。
カエル交差点を
渡るとき
石に変えられてしまった
御影のカエルを写してみた。
事故が多い交差点だったから
守り神みたく置かれているらしい。
個人的に
昔のケロヨンが
好きだった。
あのちょうど良い 大きさといい
かわいらしい まるみといい
やわらかな ライムみどり
昔の薬やさんの店先には
必ずあったし
薬をたまに買うと
ちいさなおまけケロヨンが
付いてきたりした。
思い出話になりますが
20歳ぐらいの寒い冬の日の事・・・。
艶姉ぇー ひとり暮らし
たまにひと恋しくなれば
お友達総勢10人ぐらいで
近所のお店で飲んで騒いだ。
自分のアパートが近いことも
安心して その日は
テンションあがりっぱなしで
めちゃくちゃ飲んでいて
もう酩酊・・
ありゃ海馬までやられてたな。
『かわいいっかわいい』と連呼しながら
『ひとりじゃ さぶいし さみしいよねっ』とか
ひとり ぶつぶつ話し始めた艶姉ぇー
艶姉ぇーの目の先には
薬やさんの玄関口に立つ
オレンジのサトちゃんが
(かわいい像さんのお人形)
いたそうな。
おかしな奴と 昔から
言われていたので
皆はいつもの事と
私をほったらかし
その場で解散っ。
朝 ちゃんとお布団の中で
目覚めた 艶姉ぇーに
添い寝してる奴がいた・・・
ぎょっとして
跳ね起きると
なんと
お布団をかけた
サトちゃん人形が
艶姉ぇーを
じっと つぶらな瞳で
見つめているのである

詳細はいまだ分かりません。
自ら起こしたのか?
誰かがいたずらしたのか?
とにかく
友人を集め
深夜 薬やさんに
お返しに参りました。
お詫びのメモ書きを添えて・・・
あっ
ケロヨンは艶姉ぇーの
仕業ではぜったい
ありません!
交差点を通るたび
あの頃のサトちゃんを
思い出して
なぜか
胸が ちくっとなる 艶姉ぇーなのです。
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